10年に一度開催される、日英両国共催の英国における
大型日本文化紹介行事「JAPAN 2001」の展示会に展示協力いたしました。
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詳細は、以下のようです。
■開催地英国 | バーミンガム市 |
■展示場所 | バーミンガム ミュージアム&アートギャラリー
Birmingham Museums & Art Gallery
Add: Chamberlain Square Birmingham B3 3DH
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■開催期間 | 2001年11月17日(土)〜19日(月) |
■展示内容 | テーブルコーディネートの作品5点 |
■展示テーマ | 日本茶のテーブル(3点)、寿司パーティー、お正月。 |
■30分間のデモンストレーション | 合計5回実施
11月17日(土)2回,18日(日)2回,19日(月)1回実施 |
テーブルコーディネートの展示は、バーミンガム市長(*Lord Mayor)御夫妻をはじめ、
多くの市民の方々に楽しんでいただきました。
最終日19日のデモンストレーションには、一般の方々だけではなく、
60人以上の地元の小学生にもご参加いただきました。
小学生の皆さんにとっては、日本の食文化に直接ふれる初めての体験だったようで、
日本について、また日本文化について沢山の質問を受けました。
また、会場では世界的に権威と歴史のあるチェルシーフラワーショー出展や英国の
高級デパートのディスプレイもてがけるヨーロッパでご活躍の、
ロンドン在住デザイナーとのコラボレーションも行ないました。
展示会の模様はロンドンやバーミンガムの地元のマスコミにも紹介されました。
今回の展示を通じ、多くの英国の方に日本に興味をもっていただくことできたことを大変嬉しく思いました。
(*ロンドンやバーミンガムなど大都市の市長だけに与えられる名誉ある称号です。)
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■バーミンガム市
展示会が開かれたバーミンガム市は、ロンドンから北に電車で90分のウエストミッドランド地方にあります。
人口約100万人で、ロンドンに次ぐ英国第2の都市です。
18世紀には、バーミンガム市から産業革命が生まれ、イギリス国内をはじめとして、世界中に影響をあたえました。
その後工業の中心都市として飛躍的な発展をとげ、国中に繁栄をもたらしました。
ここを拠点に活躍した発明家も多く、蒸気機関のジェームズ・ワット(James Watt)もその1人で、
また、世界に先駆けてガス灯がともったのもこの地でした。市内には、今でも風格あるビクトリア時代の建物が残っています。
また、宝飾品の加工も世界的に有名です。現在も、世界的規模の国際見本市が数多く開催されます。
また、会場となったバーミンガム市立美術館、ミュージアム&アートギャラリーは、
イギリスを代表する画家ターナーやラファエル前派(ロセッティ、バーン・ジョーンズ)
などの豊富な絵画コレクションを誇ることで有名です。
1998年にはバーミンガム市で第24回先進国首脳会議(サミット)が開催されました。
■バーミンガム市の心温まる歓迎
11月16日(金)には、サミットと同じ会場、バーミンガム市庁舎ボウルルームで行なわれた
バーミンガム市主催による歓迎レセプションにお招き頂きました。
市長が歓迎スピーチのなかで「米国での同時多発テロの直後の厳しい時期に
この展示会に積極的に参加された皆様の勇気に敬意を表しますとともに心から感謝申し上げます。」
と話された一言が大変印象的でした。
翌17日(土)には、市長御夫妻も今回の展示をご覧になり、
日本の食文化について興味を示されました。19日(月)には市長主催のティーパーティーにお招きいただき、
市長の奥様とも親しくお話を交わさせていただきました。ユーモアにあふれたとてもチャーミングなお人柄でした。
市庁舎の中を市長ご自身が案内され、議会室、パーティールーム、
市長御夫妻のそれぞれの執務室(ゲストブックにはダイアナ妃のサインがありました。)も見学させていただきました。
今回の展示会は、バーミンガム市長御夫妻をはじめ、バーミンガム市職員の方々、
ミュージアム&アートギャラリーの職員の方々、学校関係の方々のご協力と、日本側のスタッフの皆様、
ボランティアで働いてくださった現地の日本人留学生の皆様をはじめ多くの方々の力に支えられて成功に終わりました。
そして、なによりバーミンガム市民の皆様の飾り気ない暖かなホスピタリティーを強く感じました。
海外からのゲストを、親しい友人のようにさりげなく上手にもてなす英国の外交のありかたは、
日本も学ぶべき点が多いと実感致しました。
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■展示の模様
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